起業したときに必要な管理帳票、とくに営業管理系の帳票は
自分で作るとそれが会社の標準になっていきます。
わからなくても、今すぐにむりして考える必要はありません。
すぐにわかりますから。
会社の社長なのですから、もう頭の中にあるはずです。
売上などのお金に関する情報の整理が必要になってきます。
会社(事業)を始めると、お金に関する情報の整理が必要になってきます。
そのお金には出入りがあります。
そして相手先があります。
そして入金や支払タイミングがあります。
それらのことを考えるために必要な項目を、表として作成していけば良いことになります。
お金の出入りについては
売上げ 仕入れ商品の支払 給料の支払 家賃光熱費の支払 納税などがあります。
税金のことは自己流はでは税理士にお願いするのが近道です。アドバイスもいただけますから。
そして、それらの項目の多くは数量×単価=金額ですから、
経営のことを考える上で必要な基礎的な数字を把握するための表が必要になります。
そう考えれておけば、もうそれで帳票のことを考えるための基礎的な部分は大丈夫です。
そして、その数字と数量を時系列に並べると管理帳票が出来上がります。
営業管理系の帳票は自分で月別・商品別・売上推移表などの帳票名をつけます。
例えば月別 商品別 売上推移表 などわかりやすい帳票名をつけておくと
帳票の呼称を使って会話が成り立つようになります。
エクセルで作成します。
エクセルを操作するための最低の知識は持っておきます。
難しい関数はまだ必要ありません。
そして、いろいろな要素が一覧になっている表ではなく、
ひとつずつの要素ごとに単純な表を作成することをお勧めします。
営業管理系の帳票要素でお話ししましたが、
経理的、マーケティング的、財務的、など会社が大きくなって行くに従って、
経営を考えるために必要な要素が増えるので、
その都度増やしていけばOKです。
そんなの社長の自分がやるのか?
と思っているかも知れませんね。
当初は全部社長がやってください。
特に営業管理系の帳票は自分で作成してください。
そのうちに忙しくてできなくなるので、今のうちです。
社長が会社の帳票を作ると、こんがそれが標準のフォームになります。
自分の視点で作ったもなので断然見やすいものができます。