しっかり管理していても会社にはスキができるので、
社長は必ず牽制球を投げておくこと。
社長や役員は牽制球をしょっちゅう投げることで、その統制がとれてくる。
繰り返し言葉に出して重要な点を伝え続けていれば、必ずその指示通りの形になります。
上に立つ人の考える形に仕事のプロセスが出来上がっていきます。
そのときが業務フローに落とし込んでおくタイミングです。
会社が規程に沿って運営されていて、その統制がとれていること
会社が規程に沿って運営されていて、その統制がとれていること、
それを内部統制と云います。
ガバナンスといわれますが、企業統治、統制ともいわれます。
そんな簡単な言葉で済ませてしまうのは少し違う気がします。
きっと。経営者とコンサル側の力点の位置が違うからでしょう。
企業は有機的な組織なので。
ただ、はっきりしていることは、統制は会社の日常の簡単な管理手続きの集合体です。
会社にはスキができるので、毎日の積み重ねの中で絶えず修正を継続します。
会社にはスキができるので統制は会社の日常の簡単な管理手続から始めます。
それは、申請書の提出と物品購入の関係。
申請が先でで購入が後。
有休取得申請する場合も同じです。
当然、申請が先で有給休暇の取得が後です。
手続きする上でシステム的に月をさかのぼってはできないようになっていることもあります。
もちろん、弔事や急病などの場合に対応する例外はあります。
また、社内の文具の使用においても細かく管理が必要です。
そういったことをしっかりと行うことで内部統制が出来上がっていきます。
取締役会議事録をさかのぼって修正しすでに進行中の活動を承認されていたことにした
幹部クラスにも手続きの間違いなどが発生します。
取締役会議事録をさかのぼって修正や追加をおこない現在すでに進行中の活動を承認されたことにした
取締役会議事録への記載がなく、その上に取締役会の承認がないまま契約や事業が進められていた。
そういったことは社長に権限がが集中している場合に起こりがちです。
上場を目指す場合には、そういった手続きについてはガバナンスとして徹底的に調べて、
審査されるので、そうなってからでは遅いのです。
起業した最初からの継続が肝心です。