常駐コンサルになったら
あなたの座る席はみんなが仕事しているデスクの島の中がよいと思います。
常駐コンサルとしてクライアントから仕事を頼まれる場合があります。
そういった場合の理由を考えてみると、
1.足りない即戦力の採用が進まないので、一時的な業務支援。
2.従業員の育成 若くてよく仕事はするのだが、仕事だけしかしないので骨太な部署に成長させたい。
3.社員教育のためのOJTのエルダー役がほしい。
などが浮かびますが、現実には取り組んでみなければわからなかった想定外の発見もあります。
創業して間もない会社で、急な成長をしている場合には特にそれが顕著です。
そういったことを解消していくためには、
豊富な業務の経験を持つコンサルタント自身が身を投じることで
構築していくためには、みんなと一緒のデスクの島に常駐するのが良い方法です。
優秀なのにプレゼンが薄っぺらい。そういった従業員のサポートを請け負うこともある
優秀だがプレゼンさせると薄っぺらい。
そして人間力と組織感覚がいつまでも身についていない。
つまり、一を聞いて十を知るというような頭の使い方に慣れていないので
課題の意味する領域と包含される範囲を説明指導する。
無駄話が足りてないのでアナログ仕事の大切さも見せる。
常駐コンサルになったら、実務能力も要求される場合があります。
部長に人材育成能力が足りない場合もある
1.部長も自身の仕事では優秀さを発揮するが、組織運営や教育の方面には無頓着。
人事担当の仕事と考えて勘違いしている人もいる。
2.会社のネットワーク外での業務能力が弱い。
そういったときには、日常会話と仕事の質問を通して状況を知り、気付きを与える。
外部のキーマンや人との接触や交渉ごとの不得手が原因で、
ミスが予想された場合には、同行支援を行うなど
担当者のサポーターとなり失敗を予防する。
業務を進めているひとたちから離れて座っているとそういったことが可能になります。
常駐コンサルになったら、見かけよりも実質を優先すること
経営者や役員などの上層の人たちとは経営の方向性など議論する会議に参加する中で情報を得る。
また、業務を行っているひとたちの働き方の情報があると、
コンサルタントの報告や提案の方向性に信頼度と厚みが増す。
出来ることならなら、コンサルする自分にも、
ひとつ担当する仕事をもらうと会社の仕事のネットワークの中に組み入れられるので
周囲の人たちの目にも、クライアントがもとめるコンサルの役割を果たしやすい。
そういったことの成果を重ねるうちに、
コンサルタントのあなたの成果が評価されて、
クライアント企業の役員などに就任する場合も多くあるのではないでしょうか。
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