取締役の序列変更とその思いについては、
創業間もない会社の社長のマネーメント力が試され問題です。
今いる役員たちは、社長の引き抜きに応じて入社したわけなので、深く思うところがあります。
しかし、そうは言っても今ではもう個人の繋がりから、
企業内の立場という、これまでとは異なる序列と役割や責任の中に身を置いて、
仕事を継続しなければならない立場にあります。
そのような環境の中で働くことを承知して、取締役全員が上場を目指して集まってきたのなら、
自分自身が担わなければならない役割に徹することが優先されます。
そのために社長は高い給料を取締役に払っているのです。
取締役は、従業員サラリーマンではないのです。
心の中に湧いてくる、邪念や邪推を打ち払って仕事に取り組まないとならない立場です。
何度も払拭しようとしても、取締役の序列変更とその思いについての感情が高まり、
本来になうべき大切なことをつい忘れがちになり、
個人の思いが前面に出でてしまう場合すらあります。
そういった状態をコントロールできない人である場合は、上場おｗ目指す会社の取締役に相応しいとは思えません。
社長以下の他の役員も同様に感じるはずです。
社長自ら、ひとりずつスカウトしてきた取締役、人材に序列は付けたくないが
社長自らが、ひとりずつスカウトしてきた取締役、
自分が見込んだ人材に序列は付けたくないのは本音です。
それぞれに異なる力量を評価した結果考えた末に何度も説得して
スカウトしてきました。
上場を目指すのだから、代表取締役、専務取締役、常務取締役、取締役という
体制で組織を率いてほしいのです。
会議テーブルを囲んで行う取締役会であっても、
これからは。取締役の序列によって着席するようにしたいと考えています。
取締役の序列変更とその思いより、そういった会社の成長と変化が
今後も続くことは想像に難くありません。
それがわかったなら、率先して従うことの方が優先されます。
何よりも組織人として気持ちよい。
自分勝手が許されないことは誰もがわかっているからです。
取締役の序列に思うことがあっても仕事に邁進することが先決
自分たち取締役の序列に思うことがあっても仕事に邁進することが先決です。
取締役はそういったときに、不満を口にすることで、自らの器量を露呈してしまいます。
自分より後から入社し取締役に加わった人が
自分を飛び越えて取締役の序列が上になる場合などは
ビジネスの世界では日常茶飯事なのです。
それにもかかわらず、自分に都合がいい場合には「能力主義」と言いながらも、
不都合だと年功や社歴を押し出すのは、他の取締役からとても奇異に映ります。
スカウトしたときには、勤務先では取締役ではなかったので
致し方ない、と一度は思いますが、
本人がゆっくり考えてみればすぐわかることなので、
スカウトしてきた社長も見損なったのではないかと疑ってしまいます。
新し会社では、入社時期による先輩、後輩、人間関係の距離感や、
社長との親密度の違いがそれぞれにあるので、
人には理解できない人間関係の部分も含めた統制が社長の役目になります。
取締役の序列変更と思い、いくら親しくても言葉遣いには絶対に気をつけること
いくら親しくても言葉遣いを互いに気をつけること。
プライベートでの距離感を持ち込まないなど、
お互いに守るべきことが組織運営において起こります。
社会経験、年齢、元の役職、実績、能力、性格などが評価の基準になりますが
そういったことを、短期的に評価し、序列の方向性を示して納得させる必要があります。
これは社長にしか出来ない仕事です。
心情的なしこりが大きくなってしまって、仕事に影響させないように、
ひとりひとりに個別に説明して、理解と協力を願うチェンスでもあります。
この問題をうまく乗切れたら、みんなの力を束ねて、
一気に上場に向けて邁進出来ます。
登記上の取締役の順番は変わりません。
