顧客の脳を支配する本!欲しいが生まれるメカニズム「脳科学マーケティング100の心理技術」を読んで売上げ不振から脱却する具体策をパクれ。
著者は人気ブログ「Neuromarketing(ニューロマーケティング)」の執筆者、ロジャー・ドゥーリーです。
本を買って読むに、パクれ!とは少々品のない言葉ですが、言い換えれば自分のものにするという意味です。
すぐに「実行する」「具体的に落とし込む」という行動を一気通貫に済ませてしまうということです。
あなたが、高いお金を払ってこの本を読んでも、何も行動を起こさなければ、パクりすらできない「なまけ者」なので、うまくいくはずはありません。
こんなことが書いてあります。
レストランのメニューからクイズです!次の3つの料金表示うち、一番多く注文が取れたのはどれでしょう?
① ¥記号をつけた数字で表示:¥1,200
② ¥記号をつけない数字表示:1200
③ 文字で説明:千二百円
少しの間、考えてみてください。
・
・
それでは、時間になりました。
もしあなたが②を選ばれたのであれば、お見事、正解です!
あなたは、脳科学の視点では何が最高の成果を生むのかを理解している数少ない人間かもしれません。
不正解だったあなた、気にすることはありません。なぜなら、正解者の中でも②が一番多く注文がとれる理由まで説明できる人はほとんどいないからです。このレターの続きを読んで、競合が知らない料金表示の秘密を手に入れてください。
ちなみに、このクイズはアメリカにあるコーネル大学の研究チームが行った実験をもとに出題しました。この実験は、商品を購入する前に「お金」に関するイメージを強く持たせた場合とそうでない場合で購入結果に差が出るかどうかを確かめるものでした。
これをメニューの中に違和感なく落とし込むためのメニューのデザインがあれば最高間違いなしです。
だからといって、あなたのビジネスのなかにある現在の価格表示から「¥」表示を消しただけでは見にくくなると思うのは私だけでしょうか。
つまり、この本を読んでも一定の理解力と具体化する方向性がイメージできないと結果に結びつきません。
知識にはそれを生かす場面とタイイングがあります。
それをいまのうちに頭の中にストックしておくことが大切です。
「脳科学マーケティング100の心理技術」 はそのための本です。
興味のある人はチェックしてみてください。
マーティングの本はたくさん読まれています。
マーティングの本はたくさん読まれています。
書店でもアマゾンでもたくさん見かけます。
どの本が良いかどうかは、タイトルを見ただけではわかりませんが、私がこれまでタイトルに惹かれて何冊か読んできた感想を申し上げると、内容の薄いものが多いと思っています。
精神論とか理論という世界のことを解説するにとどまっていて、具体滝に自分の仕事に当てはめられる情報や提案が少ないからです。
値段も1580円などの買いやすい価格設定なので仕方ありませんが。
またアメリカのマーケティング分野の本は、事例を多く読ませるので読んでいるうちに飽きてしまう印象があります。
それがスタイルとして対着しているからなのでしょうが独特の世界を感じます。
それは私が贅沢を言っているのかも知れませんが、私はこんな対処をしています。
事例を読むことに飽きてしまうこと、それはその事例に関する分野のことを理解したと考えて、読むのをやめるようにしています。
その後は逆引き事例集として、何かの壁にぶつかったときに解決の具体策を探すために使っています。
読まないと損です。