お金儲けのツボ 世界一ずる賢い価格戦略 ダン・ケネディー著
ビジネスは価格に生きて価格に死にます。
と説明文にあります。
それだけでは抽象的すぎるのでピンときませんが
それを「利は元にあり」!と言う言葉で表現した、経営の神様と呼ばれる松下幸之助の言葉でならストンと腑に落ちる気がします。
経営者セミナーなどで解説されることも多くあるようです。
松下幸之助はそれを実践して、松下電器を日本を代表する世界的な企業パナソニックに育て上げました。
商売に関する話では井原西鶴がその著書にヒントをたくさんちりばめて後世に残してくれています。
何かに便乗した値上げを感じさせる値付けや、商売人として居直ったような心根が透けて見える値付け
何かに便乗した値上げを感じさせる値付けや、商売人として居直ったような心根が透けて見える値付けは
値札やPOPを見ただけで魂胆を感じて不愉快になります。
それは値付けが受け入れて貰えなかったことになります。
そういったことをトレースして考えてみると
冒頭の、ビジネスは価格に生きて価格に死ぬ、という言葉に息が吹き込まれて
たちまち理解できるようになります。
商品の値段を高くし過ぎるとさっぱり売れませんし、
安くすると利益が出なくなり
価格競争に巻き込まれてしまうからです。
それはそうかもわからないのですが、理論や理屈ではない名づけする人の
顔客を心のある人とみるか、自分に利益をもたらたっめだけの無感情な対象であるか
が誰にも感じられてしまう側面を持っています。
それを十分わかった上で、ダン・ケネディーの書いた「世界一ずる賢い価格戦略」を学んで
実行するとうまくいくのだと思います。
この本には
・商品を高く売る秘訣
・割引するときの見せ方
・不況下での価格戦略
や、買う側の価格に対する心理を鋭く突いた
誰も言わなかったお金儲けのツボが書いてあります。
自信の葛藤を整理し前進していくときには、きっと役に立つと思います。
すでに顧客リストを持っているなら、その成果は極めて早く現れるはずです。