社長の健康状態が会社の経営に影響する理由は、
体の調子が良くないと積極的になれないからです。
少し先の会社の展開と会社の現在が、頭の中でうまくつながらなくなります。
行動が面倒になる、どちらでもよくなってしまう、
そういった気持ちが体中に蔓延します
活動したくないので消極的になるから。
気持ちは体調によって状態が変化します。
気持や心は体の構成の一部分だからです。
社長の健康状態は会社の経営に影響を及ぼします。
体調が悪いときに行う判断や計画は、側近がどう思うか尋ねてみる
体調が悪いときに行う判断や計画は、
側近がどう思うか尋ねてみることで、判断のバランスが保たれます。
体調が消極策を選択していなかどうか、
それをチェックポイントのひとつとしてプロセスの中に組み入れておくと、
すこし安心できます。
事業が順調で体調も機嫌も良いときの判断は過度に積極的に傾きやすい
会社の経営が順調で体調も機嫌も良いときの社長の判断は、
よくあることですが調子にのりすぎて、過度に積極的に傾きやすくなります。
客観的な表現では、波に乗っていると言われます。
そんなときには、止める人がいない場合が多いのも現実です。
戒めとして 「調子に乗るな」 の言葉があります。
ちょうどそんなときに考えたことが、会社の墓穴を掘っていたことになりかねない場合があります。
こういった点も同様に、落し穴にはまる場合が多々あるので、
頼りになる側近に意見を求めることでバランスが保てます。
経営者は一時的に全能感を感じる場合があります。
会社の業績が連続して上向きで調子がいい場合に、
経営者は一時的に全能感を感じる場合があります。
見えているもの、感じているものが、
実像なのか虚像なのかは現実には見分けがつきにくいことがあります。
そんな場合には、良くない意味で調子に乗りすぎていないかを客観視する必要があります。
銀行や税理士や弁護士などの多くの企業を見てきたひとの考えに
耳を傾けてみると、案外過去の事例を挙げて意見を貰えることがあります。
貴重な社長の味方の意見です。
それでも決断は社長ひとりが行うことには変わりありません。
体調管理はとても重要です。