従業員海外旅行を実行してしまう。
毎年順調に会社が成長する中で、経営者が万能感を感じてしまう一瞬に気がついたときは、
経営者も企業も次のステージに進んでいくのがコツ。
そうしないと長い踊り場で踊ってしまい、成長が遅れてしま場合があります。
大企業だったら難なく出来るはずなのに、やらないのはなぜだ?
手を抜いているのだろうか。
例えば、時々テレビ番組で見るような、社長提案による従業員海外旅行の実施や、
従業員への豪華なクリスマスプレゼントなどが思いつきます。
そうしても、人が見てうらやましがるような内容の福利厚生の実施が思いつきます。
会社としては、法律に基づいた給与と社会保障、十分な休日と勤務時間が守られていれば、
もうそれだけで立派な従業員への待遇と言えます。
労働に対する対価は給与と休日です。
そんな状況から早く抜け出せればきっとその経営者は健全です。
利益が上がり税金を払うよりも従業員の福利厚生に使う方が合理的という考え方は
間違いではないのですが、
そのような思いをそのとき限りで実行するよりも、
より具体的に会社に制度化する方向に舵取りするのが経営者のセンスです。
例をあげると、休日数、社会保険、財形貯蓄、社員持ち株制度などの
会社が従業員に対して補助するような方法も考慮に入れて見直すと
会社の福利厚生制度が充実します。
社会的によく聞く、カフェテリアプランの導入も人気のある制度です。
会社の従業員ひとりひとりに、ポイントが付与されるので
誰にでもとても理解されやすい制度の一つです。