起業して事業が動き出したら絶対に始めなければならない会社の管理。
全体をこう考えおけば悩まずにすんなり着手できる。
起業すると頭の中は売り上げのことでいっぱいになります。
それは、起業する前からもそうなのですが、それは普通なので気にすることはありません。
売り上げのことを考えてないと起業できませんから当然です。
会社を設立して何年たっても、上場企業なら尚更ですが売り上げは会社の最重要事項です。
しかし、売り上げたお金の回収、そして支払いの履行(社員給与も含む)のためには、どこにいくら支払えばよいのか、そしてその原資となる現金がどれだけあるのかなどを把握しておく必要があります。
それができていることでお金が回り始めます。
これで会社の社会的な機能が整います。
そういった意味では、会社も医療機関も個人事業主や、法人格を持つ会社であってもなんら変わるものではありません。
会社を大きく伸ばしていくためには、そこのところの管理がモノをいってきますし信用を作ります。
もうお分かりだと思いますが、お金の流れとトレンドを管理表に落とし込んで作成することで管理の基本を押さえます。
例を挙げると、自家用車を仕事に使っている場合、それを経費で落としたいと考える人は多いですが、仕事と個人使用の場合とを明確にしておかないとすんなりとはいきません。
まして、その燃料代や点検修理費用、そして車両代を経費にすることを考えるのであれば、車の毎日の走行管理表が必要になります。
使用日時、走行距離、給油料金などの記録です。
そこから、業務で乗った分と個人で使った分(仕事ではなくて)を区別できるようにしておきます。
税理士にお願いするとそれ以降の処理はお願いできますが、管理は自分の仕事です。
起業したての社長はなんでもやらないといけないんです。